サヤ取りは相関係数だけで判断しない

株のサヤ取りを行う時の基本として、似たような動きをしている銘柄ペアを見つける時に、
「相関係数」というものを使います。
これは、2つの銘柄がどれだけ同じ動きをしているのかという数値で、
1.0が完全に一致、0.9、0.8、離れていくほど動きが別物になっていきます。
なので、この相関係数が0.9~1の間に収まっているペアを選ぶと
サヤ取りは勝てる可能性が上がりますが、
実はそれだけでは足りません。
なぜならば、コロナの影響がでれば大抵の株は暴落しますし、金融緩和があれば大抵の株は上に上がります。
そういう大きなイベントで同じ用に動くと相関係数というものは自然と強い数字になってしまうんですよね。
そのため、相関係数+αで銘柄ペアの相関を見極めなければいけないのです。
そこでおすすめの+αなのですが、2銘柄の決算の推移を見極める方法です。
これは例えばかぶたんなんかで決算ページを開くとわかるのですが、
ここで、売上の推移や利益の推移が同じように動いているものを選ぶようにします。
これはどういうことかというと、年に何回か大きな暴落や暴騰がありますが、
それを踏まえて売上の推移が同じ用に動いたということは、
利益構造が似ている企業ということなのです。
なので、市場環境が変わっても似たような利益構造の企業は似たような決算をだします。
なので相関係数も安定して狂わずに推移します。
株探(かぶたん)の決算推移については株サヤ取りラボさんでも詳しく解説されています。
相関係数は「たまたま同じ用に動いてしまった銘柄ペア」も内包してしまいますが、
決算も同じような動きをしているのを確認することで、よりより強い相関を確認できるのです。